宿題で出た読書感想文を書きます。
「国祀の島」を読んで
僕は、今回「国祀の島」という本を読みました。
この本は、推理物です。僕は、どちらかと言うとこういう話が好きなほうです。
なぜかと言うと、小野不由美先生の著書物であるからと、2001年に発行され、先日文庫版として再発行されたので読書感想文という機会を利用して呼んでみようと思ったからです。です。
この話は、―明治政府の取った祭政一致政策―『国詞』によって、
全国の神社は信仰の対象ではなく、国民が義務として崇拝する対象とされた。
神社は国家の宗祀として社格制度のもとに統合され、国家の施設とされた。
全国の神社は位階制によって整然と編成され、行なわれる祭祀も国家の
定めた儀式に統一された。
交の統合に与しないものは迷信として弾圧されなければならなかった。
国家新道の中にあって、国祀とは、統合されなかった神社を言い、それは
迷信の産物であり、言わば邪教である―
その島は風車と風鈴に溢れ、余所者には誰も本当のことを話さなかった。
作家、葛木志保が自宅の鍵をパートナーの式部剛に「三日後に戻ったら、
鍵を取りに来る。こなかったときには部屋を始末しといてくれ。」とだけ
言い残し失踪した。
パートナーであった式部剛は、過去を切り捨てたような彼女の経歴を辿り、
「夜叉島」という名前に行き着いた。
だが、島は明治以来の国家新道から外れた「国祀の島」だった・・・
そして、嵐の夜、神社の樹に逆さ磔にされた全裸女性の死体が発見されていた・・・。
島民の白い眼と非協力の下、浮上する因習と謎に満ちた孤島連続殺人の真相を追い求める!です。
僕は、この話の良いところは小野不由美さんが初めて挑戦した本格推理にも
かかわらず、純粋な推理として楽しめたことです。
また、話の後半までは読み手にはこの先一体どうなっているのかが予想できなく、
途中でヒントは与えられるものの、孤立した点と点としか思えなくて、
読んでいる途中では「本当に完結できるんだろうか?」と思ったほどでした。
しかし終盤では、それらの全てが重要なキーになっておりそれからは
ただただページを捲っていきました。
しかし、まだ謎は残っていました。ラストの方になると、最後の最後の
裏設定が残っていて、大どんでんがえしで終結しました。
また、小野不由美さんの書く文章はとても細かな描写までしっかり書いてあり、
背景や人物像が用意に想像できるところも魅力のひとつです。
また、文章表現がとても上手いので、文系を目指していて、
ものを書こうと思ってる人にはとても参考になる本です。
最初っから最後まで飽きさせなく、ずっと読み続けていたいと思わせる
一冊でした。
推理好きの人や、長編を読みたい人や、最後の最後まで楽しめる本を
探してる人には特にオススメです。是々非々一度呼んでみてください。
僕はこの本を読んで、推理本の良さを再認識して推理本とともにこれからももっと本を読んでいこうと思いました。
「国祀の島」を読んで
僕は、今回「国祀の島」という本を読みました。
この本は、推理物です。僕は、どちらかと言うとこういう話が好きなほうです。
なぜかと言うと、小野不由美先生の著書物であるからと、2001年に発行され、先日文庫版として再発行されたので読書感想文という機会を利用して呼んでみようと思ったからです。です。
この話は、―明治政府の取った祭政一致政策―『国詞』によって、
全国の神社は信仰の対象ではなく、国民が義務として崇拝する対象とされた。
神社は国家の宗祀として社格制度のもとに統合され、国家の施設とされた。
全国の神社は位階制によって整然と編成され、行なわれる祭祀も国家の
定めた儀式に統一された。
交の統合に与しないものは迷信として弾圧されなければならなかった。
国家新道の中にあって、国祀とは、統合されなかった神社を言い、それは
迷信の産物であり、言わば邪教である―
その島は風車と風鈴に溢れ、余所者には誰も本当のことを話さなかった。
作家、葛木志保が自宅の鍵をパートナーの式部剛に「三日後に戻ったら、
鍵を取りに来る。こなかったときには部屋を始末しといてくれ。」とだけ
言い残し失踪した。
パートナーであった式部剛は、過去を切り捨てたような彼女の経歴を辿り、
「夜叉島」という名前に行き着いた。
だが、島は明治以来の国家新道から外れた「国祀の島」だった・・・
そして、嵐の夜、神社の樹に逆さ磔にされた全裸女性の死体が発見されていた・・・。
島民の白い眼と非協力の下、浮上する因習と謎に満ちた孤島連続殺人の真相を追い求める!です。
僕は、この話の良いところは小野不由美さんが初めて挑戦した本格推理にも
かかわらず、純粋な推理として楽しめたことです。
また、話の後半までは読み手にはこの先一体どうなっているのかが予想できなく、
途中でヒントは与えられるものの、孤立した点と点としか思えなくて、
読んでいる途中では「本当に完結できるんだろうか?」と思ったほどでした。
しかし終盤では、それらの全てが重要なキーになっておりそれからは
ただただページを捲っていきました。
しかし、まだ謎は残っていました。ラストの方になると、最後の最後の
裏設定が残っていて、大どんでんがえしで終結しました。
また、小野不由美さんの書く文章はとても細かな描写までしっかり書いてあり、
背景や人物像が用意に想像できるところも魅力のひとつです。
また、文章表現がとても上手いので、文系を目指していて、
ものを書こうと思ってる人にはとても参考になる本です。
最初っから最後まで飽きさせなく、ずっと読み続けていたいと思わせる
一冊でした。
推理好きの人や、長編を読みたい人や、最後の最後まで楽しめる本を
探してる人には特にオススメです。是々非々一度呼んでみてください。
僕はこの本を読んで、推理本の良さを再認識して推理本とともにこれからももっと本を読んでいこうと思いました。
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