辺りは雑踏としたてころで見たかんじ
車通りは多いが滞りなく進み鉄製の物体が
とめどなく通り過ぎていっている。
時計に目をやると現在時刻は2時ちょうど。
朝からなにも摂取しないでいると空腹に
なってくる時間帯である。
しかし、辺りを見回すと中級レストランばかり。
コンビニやファミレスなどは
目の行き届く範囲内には見当たらない。
さらに不運なことに、さっき本屋に寄ったときから
財布の悲鳴が止んだ時など一時もない。
こういう時、『今自分は最も過酷な窮地に
立たされている。』というなさけない思考が
脳内を占領している。
脳細胞の活動がおっくうになり、
足に囚人用の鉄球をつけたようになり、
まわりの景色が目に見えて飛ばなくなるり、
ふとある一つの希望が芽生えた。
『もしかしたら、カバンの中に何か
入っているかもしれない。』そんな、
わずかな希望と期待を胸に
カバンをつついてみると「ガサッ。」っと
何か袋のような感触と音がした。
それからはもう鬼神のように音と感触がした
その物体を今までの集大成とも言えるような
計算と的確な探究でひっぱりあげた
(まぁもう2度とこのようなことは
起こらないと思うが)しかし(やはりとも
言うべきかはたまた不幸中の幸いか)
ひっはり上げられたその見た目の割りには
中身の少ない定番の物でその物体は黒色をしていた。
そして真っ赤なで見事な楷書体でこう記されていた。
<暴君 ハバネロ>と。そんじょそこらの
ポテト菓子なら迷わず飛び付いていたであろう。
しかし私の手に握られている(立ちはだかっている)
ものはこの菓子は無名ではなく既に実績と名声がある。
こころなしか菓子袋をもつ手が震えてくる。

続く。
初めて日記を小説風に書いてみました。
まぁ才能のないこと。。。

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